ぐるぐるあたま

フリーのコピーライター。10歳女児お母さん。モヤモヤと考えがちな私のノンジャンルブログです。過去ブログはこちら→ http://toma31.at.webry.info

キネシオロジー体験。目線が変わって世界が変わる。

前に、キネシオロジーの短時間セミナーに参加したことがありまして。

キネシオロジーって筋反射を使って、自分の体に合うもの、合わないものを

知っていく方法で

外国では医療認可しているところもあるそうなんですね。 

例えば、自然派の食生活を目指す人の間で、

「白砂糖は悪!」みたいなことを言われていても、

排除しつづけていたり、その時に体が欲していたら

「自分にとっては必要な物」というのが分かる手法。

同じ玄米を選ぶにしても、「自分にあう」「合わない」も

分かったりするんです。

 ま、短時間セミナーだったので、あまり深く語ることはできませんが。。。

 

その時に、作ったのがサンキャッチャー。

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作る前に、「自分が本当に進みたいこと」を探ってもらいました。

キネシオロジーのプロの方に。

 

その時ね

「あ!仕事も家のこともしたいって。そう身体が言ってるよ!」って

言われたんです。

 

その言葉に衝撃を受けました。

そうだそうだ!私の答えはそれだわ!!と。

 

目から鱗でございました。

 

それまでは、子どもを産んでからも、

「仕事は絶対にしなければならない」「家事は二の次」でやってきて。

 

育児しながらの会社勤めなので、

仕事も他の同僚と同じようには残業もできず。

とはいえ、家事もババババっと、とりあえず仕事の合間にできることだけ。

 

仕事も家事も中途半端な気がして、

どっちつかずの自分にずっとイライラしてきたように思います。

 

でもね!私はどっちもしたかったんです。

気がつかなかったけど(笑

 

会社を辞めたきっかけは、私が娘に聞いた質問でした。

(会社を辞めたのは、キネシオロジー講座を受ける前です)

 

小学校に入って、そろそろ育児も落ち着いてきたので

もう少し娘のためにできることってあるはず。

娘が求めてることって、何かなぁ??と

のんきに質問したんです。

なんなら、「今のままで幸せ!」みたいな答えも期待してたんです。

 

私「あのさ、お母さんにして欲しいことって、何かある?」

娘「…ん〜。。。。。会社辞めて欲しい」

私「(大ショック)………しばらく考えさせて。。。。。。」

 

娘の言葉を聞いたときは、「こんなに毎日毎日一生懸命やってきたのに!」と

認めてもらってなかったんだと、

ちょっとがっかりしたりもしました。

娘に一生懸命が伝わってなかったんだと。

 

もうアラフォーもとっくに過ぎてるし、

会社やめても再就職なんてないし、

すんごい危険な退職じゃない?

 

という気持ちと

 

これは娘と向き合う、ラストチャンスなんじゃい?

生活に困れば、今の職業にこだわらなくても

パートに出るとか。お金を稼ぐ方法はあるんじゃない?

 

という気持ち。

 

この2つの間でぐらぐら揺れました。

 

結局は後者が勝って、私は会社を退職したのです。

 

ですが!!!

退職して今、1年半目ですが、

別に家にいても娘は甘えてもこないしさ。

 

何なら、「お母さん、あっち行って。放っておいて」とか言うしさ。

 

娘にとっては「お母さん、ずっと家にいて満腹状態」かも

しれないな…とか思ったりするんですが…

 

それでも、娘と会話をする機会も増えたし。

家事をする時間も増えたし。

怒ることもグーンと減ったし。

 

あれ?あんなに不安だったのに、いいことだらけ!

 

昔は家事をしてても、

「こんなに時間がないのに。なぜ私だけがやらなきゃいけないの?」

とか、プンプンと怒りながらやってましたが。

 

今は、キッチンにいるのが大好きだし。

部屋の片付けも、自分がスッキリするからするし。

 

毎日の暮らしの中で、楽しいって思えることがググッと増えました。

 

通勤時間分の2時間が、自分で管理できる時間に変わったことも

とても大きいと思います。

でも何より変わったのは、自分の気持ちで。

 

もともと仕事も、家族も自分の手の中にあったのに

目線が変わるだけで日々の気持ちって変わるんだと、

自分でもビックリしております。

 

もう、娘がもし私を認めてくれていなくても、

旦那が家事を手伝ってくれなくても、関係な〜い。

私が楽しいから、それでいい〜!!

 

って感じです。

ま、もちろん旦那には随所随所で手伝ってもらってますが。

休日の買い出しとか、ね。

これも、以前なら「それぐらい手伝ってよ!」とプンスカ怒っていました。

今だと、ありがとうとしか思いません。

 

京極夏彦さんの小説だったかな?

「自分の脳を通して認識することが、世の中のすべて」みたいな

ことを書いてたと思うのですが(うろ覚えですが)

全く異論なしでございます。